【小4生の成長シリーズ⑦】「爽快な疲れだった。」公開学力テストを終えて
このシリーズでは、進学塾とポラリスを併用しながら学ぶ小学4年生(入塾当時は小学3年生)の成長をお伝えしています。
中学受験を目指す中で、悩み、考え、一歩ずつ前へ進んでいく姿を、保護者の皆さまと共有できれば幸いです。
前回の記事では、
「先生、日曜日のテストが楽しみ。」
という言葉をご紹介しました。
そして迎えた公開学力テスト。
その後、生徒さんが笑顔で当日の様子を話してくれました。
テスト会場へ向かう道中も笑顔でした
最初に聞いて驚いたのは、テスト会場へ向かうときのお話です。
なんと、お母様と一緒に歌を歌いながら、ルンルン気分で会場へ向かったそうです。
以前なら、
「難しい。」
「分からない。」
「不安。」
そんな気持ちでいっぱいだったはずです。
それが今回は、
「やってみよう。」
という前向きな気持ちで会場へ向かうことができました。
この変化だけでも、大きな成長を感じました。
時間を忘れるほど集中
テスト中の様子を聞いてみると、
「全く分からなくて手が止まる問題はなかった。」
と話してくれました。
もちろん、簡単だったわけではありません。
それでも、
「一生懸命考えていたら、あっという間に時間が過ぎていた。」
そう話してくれました。
しかも、
「腕時計で時間を見ることもなかった。」
とのこと。
それだけ夢中になって問題と向き合っていたのだと思います。
「難しい」が「考えれば分かる」に変わりました
特に嬉しそうに話してくれたのは、以前苦手だった問題が解けたことでした。
たとえば、
・紙をのりしろで重ねながらつないでいく問題
・規則性を見つける数列の問題
以前なら、
「難しそうだから嫌。」
と感じていた内容です。
しかし今回は、
「前は分からなくて難しいと思っていたけれど、今回は軽々解けた。」
と笑顔で話してくれました。
以前の記事で紹介した、
「難しいのは、知らないだけだった。」
という言葉が、本当の力になってきていることを感じました。
「どんより」から「爽快」へ
今回、一番印象に残った言葉があります。
テストを終えた感想を聞くと、
「爽快な疲れだった。」
と話してくれました。
以前は、
テストが終わると、
「疲れた……。」
と、どんよりした表情になることもありました。
しかし今回は違います。
最後まで考え抜き、
自分の力を出し切った。
だからこその、
「爽快な疲れ」
だったのでしょう。
私は、この言葉を聞いて、とても嬉しくなりました。
クラスが上がることより大切なこと
現在、この生徒さんは進学塾でもクラスの上位で学習できるようになり、次回は一つ上のクラスへ進む予定です。
もちろん、それは努力の成果です。
しかし、私は本人にもいつも伝えています。
「クラスを上げるために勉強するのではないよ。」
毎日、
分かろうとすること。
考え続けること。
一つひとつ積み重ねること。
その結果として、クラスが上がる。
それが一番自然な形だと思っています。
「分かる」は、子どもの未来を変えていきます
このシリーズは、
「分からない。」
という不安から始まりました。
それが、
「分かる。」
へ変わり、
「楽しい。」
へ変わり、
そして今、
「テストが楽しみ。」
という気持ちへ変わっています。
今回の公開学力テストは、点数だけでは測れない大きな成長を見せてくれました。
歌を歌いながら会場へ向かえたこと。
時間を忘れるほど集中できたこと。
そして、
「爽快な疲れだった。」
と言えたこと。
これらすべてが、この生徒さんの大きな成長の証です。
これから、この子がどのような「考える力」を育てていくのか。
私も、とても楽しみにしています。
小4生の成長シリーズ
このシリーズでは、進学塾とポラリスを併用しながら、「考える力」を育てている小学4年生の成長を継続してお伝えしています。
一つひとつの成功体験が、どのように自信や学力につながっていくのか、ぜひこれまでの記事もあわせてご覧ください。
【小4生の成長シリーズ①】「進学塾と併用できますか?」そのご相談から始まりました。
【小4生の成長シリーズ②】「分からない」が「分かりやすい」に変わるまで
【小4生の成長シリーズ③】「算数は楽しい。」その一言が何より嬉しかった日
【小4生の成長シリーズ④】「分かる」が増えると、子どもはこんなにも変わる。
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